あこがれって言えば、なれそうでなれないものってイメージがあるなぁ。
これでも法学部出身なんで裁判官にあこがれていた時期がありましたよ。
(トントン)
「それでは検察の求刑通り、被告人を死刑に処する」
のくだりなんて生唾もんです。
水戸黄門の印籠、映画版ドラゴンボールでは元気玉、AVでいう抜きどころに並ぶ重要な場面です。
あこがれないわけないでしょ!あの木槌打てるの裁判所かハンマープライスくらいなんだから!
あ、あれがあるか。丑の刻参り。でも、そんなもんあこがれないじゃん!失敗して指に木槌打っちゃうのが目に見えてるもん!
まぁ、とにかく裁判官というものにあこがれていましたね。
名を名乗れる正義の味方というのも魅力ですね。無理してかっこつけなくていいんだから。
堂々と裁いてやったと言える爽快感。そして待ちに待った給料日。
何も損することがない。得、得、得のお買い得!
(トントン)
「それではお父さんの要求通り、今夜はすき焼きにする」
なんてプレーもできる!これ、裁判官以外がやったら奥さんにビンタされますからね。
イメクラではこんなオプションつけられませんからね。
その前にイメクラ通いする裁判官なんてあこがれの対象になりませんけど。
だって、裁判官がMだったらどうするんですか?
これはショックですよ。「ほんとは裁かれたいのに」とか思いながらトントンしてるんですよ。
そりゃ、さすがのうちも引きますよ。裁判官ってのはSじゃないとダメなんですから。
時には「今日は機嫌が悪いからもう全員死刑!」とか言うくらいの破天荒さがないと。
だって、Sって裁判官のSなんだから。
それ故になれそうでなれないものをあこがれと初めに断ったわけです
|