カテゴリーA
仮面ライダー

 1ホソ   ○○○○○○です。
 2タカ   見事にコンビ名をごまかしましたね。
 3ホソ   でも最近仮面ライダーを毎週見てんだよ。
 4タカ   あぁ。最近の仮面ライダーは凄いですね。今の仮面ライダーはね
。トランプを使って攻撃するんですよ。
 5ホソ   あのぉ。やるのかやらないのかはっきりしてくれませんでしょう
か。
 6タカ   するよ!何だよいきなり礼儀正しくなって。
 7ホソ   じゃぁ。ぼく仮面ライダーに変身する人する
から、お前は仮面ライダーに殺される人をして。
 8タカ   仮面ライダー悪役じゃないかよ!俺は怪人す
るから。
 9ホソ   トォ!変身!
10タカ   でたな!仮面ライダー!
11ホソ   説明しよう。この怪人の名は仮面ライダー!
12タカ   かぶってるよ。名前が!
13ホソ   このカードで息の根を止めてやる。
14タカ   こい!
15ホソ   「テレホン」説明しよう!電話をかけるのだ。
16タカ   だれにかけるんだよ。!
17ホソ   「ピーという音が終わったらメッセージをお願いします」あれっ

18タカ   ほら見ろ。使えないじゃないか!
19ホソ   33333333
20タカ   何、3を連発しているんだ!
21ホソ   「ドラえもん」説明しよう!これを使うとドラえもんが出てくる
のだ!
22タカ   未来の道具でも出すのか!
23ホソ   僕ドラえもんです。どこでもドア〜。
24タカ   どっか行っちゃたけど。エネルギーの無駄使いじゃん!
25ホソ   もう半分か。
26タカ   行数はどうでも良いから。
27ホソ   「メモ帳」説明しよう!この漫才を書くのにメモ帳を使っている
のだ!
28タカ   どうでもいいよ!そんなこと。
29ホソ   「スラッシュ」説明しよう!これを使うと敵を切り裂くのだ!
30タカ   うわぁ。ようやくまともなのでてきたよ。
31ホソ   「どうでもいいよ」説明しよう!これを使うと諦めてしまうのだ

32タカ   使えよ!その「スラッシュ」を!
33ホソ   説明しよう!ライダーはカードを2枚以上つかってコンボが出来
るのだ。
34タカ   おお!ライダーっぽくなってきた。
35ホソ   「キック」「サンダー」
36タカ   電撃キックか。
37ホソ   「テレホン」
38タカ   だから何に使うんだよ!
39ホソ   ライトニングテレホン
40タカ   テレホンメインじゃないかよ!うわっ。油断していたら空から電
撃キックが!ぐわぁ。
41ホソ   しゅっ。すみません消防車お願いします。
42タカ   消防車呼ぶだけかよ!
43ホソ   説明しよう!この技は敵を倒した後、間髪いれずに消防車を呼べ
るのだ。ただ消防車が現場に着くまで36分もかかるのだ!
44タカ   ほぼ意味ないじゃないかよ!
45ホソ   ただ「テレホン」を入れなければ現場に着くまで1時間32分か
かるのだ。
46タカ   その差はなんだ。56分も何してんだよ!
47ホソ   変なツッコミ怪人「仮面ライダー」は倒された。そして「仮面ラ
イダー」はカード「いい加減にしろ!」に封印されたのである。
48タカ   ツッコミ怪人って何だよ!しかも俺のセリフを取るな!
49ホソ   仮面ライダーは「いい加減にしろ!」を発動した。説明しよう!
「いい加減にしろ!」は必殺技「どうもありがとうございました」をするための
カードなのである。
50二人   どうもありがとうございました。


 

ポンプDEジェット
漫才「教師」

井上「どもっ!ポンプDEジェットです。」

内藤「いきなりですけどね、僕やってみたい仕事があるんですよ。」

井上「仕事。何がしたいんですか?」

内藤「教師になりたいなぁと思いましてね。」

井上「教師か。いいと思うよ。格好いいし。」

内藤「そうそう、堂々と教え子にセクハラを求める姿なんていさぎよくてね。」

井上「格好良くないよ!悪い面に感化されないで下さい。」

内藤「とにかくなりたいんだって。」

井上「でも、色々と大変だよ教師って。テスト問題作ったりするの。」

内藤「そこらへんは大丈夫。すでに問題できてるから。」

井上「そうなの。」

内藤「やっぱり今の時代、何かみんなが読みやすい物にのせて問題作らないとね。」

井上「例えば?」

内藤「国語『桃太郎』」

井上「あ、みんなが知ってる童話だね。」

内藤「次の文章を読み登場人物の心境をとらえましょう。」

井上「うんうん。」

内藤「ただしXは定数とする。」

井上「関係ないよ!どこにも出ないからね。」

内藤「昔々ある所におじいさんとおばあさんがいました。」

井上「うん。」

内藤「しかし、『返事がない。ただの屍のようだ。』」

井上「逝っちゃってるじゃねぇか!!!そこは生きてる設定で。」

内藤「おじいさんは町へ出稼ぎに。」

井上「結構リアルだね。話が。」

内藤「おばあさんは川へ鬼との最後の決闘に出かけました。」

井上「クライマァァァァァックス!?面白みの無い話だな。」

内藤「おばあさんが最後の鬼に超必殺技 突き を食らわしている所に」

井上「うお!超必殺技のわりには地味だ!」

内藤「河上から大きなモアイ像が」

井上「何のために出てきたそのキャラは!」

内藤「大きな桃をかついで流れてきました。」

井上「二度手間だよ!桃だけでいいじゃないか。」

内藤「おばあさんがその桃をわると中から、」

井上「うん。」

内藤「なんとおじいさんが出てきました。」

井上「桃太郎でてこないじゃねぇか!?」

内藤「おばあさんは約3年ぶりに出稼ぎから帰ってきたおじいさんに抱きつきました。」

井上「・・・って事はおばあさん3年間も鬼と闘ってたわけ!?すげぇな。」

内藤「そして、それを見届けたモアイはゆっくりと滝壺へ落ちていきました。終わり。」

井上「最終的にいい事したモアイは悲惨な末路をたどったわけだな。で、問題は?」

内藤「問題 その頃、俺は何をしていましたか。」

井上「しらねぇよ!お前、さっきの問題と何のつながりもないじゃないか!」

内藤「解らない?」

井上「解るわけ無いよ。ってか、知りたくもないね。」

内藤「正解は、父さんと母さんをひきとめることができなくて後悔していました。・・・。」

井上「何でそんなにシリアスな話題なんだよ!解るわけ無いって言ってるだろ!」

内藤「だから、ここでXは定数を使うんだよ。」

井上「使えるわけねぇよ!いい加減にしろ。」

二人「どうもありがとーございました♪」

 

 

俺ら革命家
アニメ面接

田中 あぁ〜仕事がなかなか見つかないなぁ。ついにここのドラックストアで最後か・・
   なんでも友達から聞いたけどここの店長はかなりのアニメ好きでアニメの事を話すと採用されやすいらしいな!
   よしっ!頑張ってやる!

吉田 初めてだ。面接官なんて。今日は川田店長が休みだからなぁ。
   しかも休む理由が好きなアニメの最終回だからってどんな理由だよ!絶対、ビデオを撮るとき標準だよ!

(ウィ〜ン)

田中 すいません!今日、面接に来た田中といいます!面接官の方は?

吉田 あっ、面接官の吉田です。じゃああちらへ・・・改めましてお名前のほうをお願いします

田中 オスッ!オラ田中!!いっちょやってみってか!

吉田 ハッ?あっはい。いっちょやってみますか・・・・(何だコイツ。。)んっ?どうしました?引出しなんかみて?

田中 いやぁ〜〜この中にドラえもんがいるかなって思いまして・・・

吉田 いませんよ!アニメの話しじゃないですか!ったくあっ下の名前もおねがいします

田中 田中ユキえもんです!

吉田 はっ!?・・・(この人おかしいな)じゃあまず、特技とかありますか?

田中 はい。特技は近くの海などでカツオやワカメ、サザエ、マスなどをもりでさすことです

吉田 すごいですね!近場の海でカツオとか普通取れないですよ!

田中 運がいい時には、中島なんかもとれますね!

吉田 それ何っ!聞いた事がない!!食べられないでしょ!

田中 吉田さんは?

吉田 うん、僕はねって、お見合いか!僕は答える権利なんかないからな

田中 お願いしますょ!手塚先生!

吉田 誰がおさむですか!ったくしょうがないなぁ。恥かしいけど、あやとりがとても好きだし自分でも上手だなって思いますね

田中 あぁ〜のび太ですね

吉田 たしかにのび太も得意だけど今、関係ないじゃないですか!ったくあっもしこのドラックストアに
   採用された場合はどのような交通手段で来る予定ですか?

田中 アンパンマン号に乗ってパンを焼きながらきます!

吉田 真剣に答えてくださいよ!なにパンつくってんですか!・・・あっすいません、ハッハッハクション!!ここクーラーききすぎだな

田中 呼ばれて飛びててジャジャジャジャーン!!

吉田 ハクション大魔王!ちょっとまって君!ほんとにここで仕事したいって気があるの?今の君を見ているとただからかいにきているとしか思えないんですが

田中 えっ・・・・もしかして・・この人・・吉田さんはこの店の店長ですよね?

吉田 はっ?あのアニメ好きの店長のことですか?今日は休みですよ

田中 (まじかよぉ〜〜よしっ!)・・えっ?名前ですか?はい、田中ユキヒロです!!

吉田 何1人で言ってんの?ユキえもんじゃなかったの!

田中 えっ?僕の特技ですか?特技は近くの海などでカツオやワカメ、サザエ、マスやなどをもりでさすことです

吉田 さっきも聞いただろ!!

田中 運がいい時には中島・・・じゃなくてナカジキマグロなんかも取れますね!

吉田 ナってなんだよ!1文字、余計なのがついているだろ!

田中 えっ?吉田さんの特技はあやとりなんですかぁ〜

吉田 聞いてないから!どうせのび太とかいうんだろ!

田中 のびたヒモでやるのがいいですよね〜

吉田 意味がわからない!しかも全然、よくないし!

田中 ここに来る時は、ほふく前進で来ます!お願いします!僕を採用してください!

吉田 う〜ん。そんな事を言われても君みたいなヤツは・・・・・ハッハッハクション!

田中 飛び出たいという気持ちをそっと心の中にしまいます!だからお願いします!僕を採用してください

吉田 ・・・・う〜ん。分かった、僕が君を面接したのも何かの縁だ。これからはふざけずに仕事できるって約束できるか?

田中 はい!できます!どんなことでします!これかお願いします!よかったぁ〜〜

吉田 じゃあ急だけど今から仕事内容と説明するかついてきなさい。ったく面接したら疲れたうえに眠くなってきたよ、フハァ〜〜(あくび)

田中 どうも!あくびちゃんです!

吉田 やっぱり不採用!!

 

BUDDHA ZOMBIE
反則的な29行

連続小説 第1話 だらだらドリー

ドリー:どうも、おっばんわー。彼氏は8人ドリーです。酔った勢いで、SM(スーパーマリオRPG)や
    人差し指と薬指をねじれの位置関係にし、未知なる造形を作り出したり、
    3P(マリオカート)で飲酒運転気分を満喫するちょっと危ない女ですキャハ☆(爆)
    ・・・誰が尻軽なのよ!尻軽歩兵じゃないわ!!

   さて、そんな一時成長真っ盛りの私・・・
   サバ読みすぎはいけないわね、18歳の私は気持ちいこと(マリオカート・バトルモード)は
   得意なんですが、家庭的なことは滅法苦手でござる。

   今日もコインランドリーへ・・・んっ!?・・・まさか・・・ウソよね・・・
   コインランドリー・・・小淫乱ドリー!ohイヤーン!!誰が”小”なのよ!どうせなら超にしなさい!

ACT1 だらだらドリー 終わり

第2球 早稲田合格通知届く をお楽しみに! NEXT week!!


ビルゲIT’s:
(ワイングラス一杯に冷奴を放って置くと、出てくる水分を入れたモノを飲みながら)
ハハハ、まさか億万長者の拙者がこんなやらしい小説を書いているとは思わないだろ。
あ〜、何か抜きたくなってきた(マリオカート、ビリから一気にゴボウ抜き)
とりあえず、第1話だけ送るか。マリオカート4コマグランプリ係へ。


BUDDHA ZOMBIE:
ふう〜、いい長文ネタ書けた。
これ長文御長寿決定戦いいとことまでいくんじゃないの?
そして、俺2回戦くらいまではイケると思うな(ボクシングトーナメント)
よ〜し、もう少し頑張るぞ!(準決勝くらいまで)

女性:シャチョサン、プレイ中に真っ白いノートとビール瓶のように太いロケット鉛筆を出さないで下さーい。
    (3Rというプラカードを持ちながら)

(カン!)

(・・・・・・・・・・・)


BUDDHA ZOMBIE:
(ソファーに寝転がりながら)
は〜、決勝戦止まりか〜。インタビューとか面倒だから帰ってきちゃった。
あ、そうそうネタ送らないと。訂正箇所は、まずタイトルを”第1話 だらだらドリー”を
”1ウェイショット ドリドリだらー”へ。それと、”ビルゲIT’s”を”ビルゲIT’s IS pen”へ・・・と、よし送信。


パソコン:
え〜と、なになに・・・ブッ!何だこの文章。へ〜、ネットお笑いって怖いな〜。人をこうまでさせるのか〜。
さてさて、電線君に伝えないと。

電話回線:
いつになったら、アンタ。僕の名前を覚えてくれるんだい?
電線じゃないよ、電話回線だよ。

パソコン:
電話回線じゃないよ、無線LANだよ。

電話回線:
無線LANじゃないよ、コックさんだよ・・・って、おい!絵描き歌してる場合じゃないよ!
早くどんな内容かいいなさいって。

パソコン:
あ、そうそうそれそれ、それそれそれそれ。

電話回線:
ソーレソレソレお祭りだ・・・って何やらすんだよ!早く言ってよ。

パソコン:
今日は長いよ。前回の、
お題:カリスマ美容師、刈り夫さんが今年一番推している髪型はどんなの?、とは違うよ。

電話回線:
ボケ:乾燥した大根1本を湯銭で2時間煮た状態の大根を頭に軽くのせたような感じのリーゼント、ね。

パソコン:
  1日目 ドリドリだらー 純情系

  ドリー:ウィッスハッスル!ドリーだす。
  人差し指と薬指をねじれの位置関係の状態で、マリオカートをする
  ちょっと危ないナオンです。ウィッスハッスル!
  ・・・誰が足軽よ!織田軍の足軽歩兵よ!
はい、ここまで大丈夫?

電話回線:
うん、OK。メモった。
メモるで思い出したけど、アンタってよく主人が言った文章を、
聞き間違えてるらしいけど、今日は大丈夫なの?何かアンタが流行語狙ってる、
”ウィッスハッスル!”が多用されているんだけどさ。

パソコン:
俺が間違えるはず無いだろ。あ、流行語の奴は俺が特殊な電波出して、
軽く洗脳させただけだから大丈夫。えーと、次行くぞ。
  さて、そんな思春期まさかりかついだ金太郎さんこんばんわ。
  えっ!?私ですか?私は小淫乱ドリーに行きます。BYE。
  2ウェイショット へ続く。
はい、1/2終了。

電話回線:
何か文章に違和感が・・・。コインランドリーじゃないの?

パソコン:
小淫乱ドリーです。ここオチなんでよく覚えています。

電話回線:
あ〜、そう。じゃあ、次いいです。

パソコン:
  ビルGET’S:芥川受賞本当に有難うございます・
はい、終わり。

電話回線:
僕の気のせいだと思うんだけど、1/2じゃないよね。はしょってないよね?

パソコン:
俺らは人間様に忠実に従わなければならない悲しい宿命を持った物なのさ・・・。

電話回線:
じゃあ、いいや。よし、じゃあ管理人さんのパソコンに送りますね。


向こうのパソコン:
ウィルス駆除システム作動します。
(カタカタカタカタカタ、ピコーン!)
第一バリア、破壊されました。
(カタカタ・・・・・・・ピコン!)
第二バリア、粉砕骨折しました。
(カチカチカチカチ・・・カタカタ山!)
第三バリア、引っかかりました!さすが回転トビラ!!
(ウィーンウィーン、ピーポーピーポーピーポー、ピコン!)
第三バリア、理屈じゃ通用しない新しい動きで突破されました!


管理人さん:あ、投稿1通来てる。どんなんか見よ。


管理人さんの背後霊:ありだな。

 

メガ・ビッシュ
ノッポとメガネの標準語漫才
真壁「はいどーもー、僕らメガ・ビッシュ言いまして、東北高校でピッチャーやってるわけですけども。」

有様「よろしくお願いします。ところで真壁くん、君は昔なにかになりたいとかそういう夢はあったのかね?
   まあどうせ君のことだから『古くなった眼鏡を回収して使える金属に再生する仕事』ってトコかな。」

真壁「なんだよそれ。リサイクル業者のことだろ。眼鏡限定で再生する仕事なんかねえよ。」

有様「あっ、ちょっと説明し忘れてましたけど、こちらの真壁くんは眼鏡をかけてまして。
   今じゃ『眼鏡は顔の一部です』とか言っちゃって、眼鏡を破壊しないと真壁の体は消滅しないっていうね。」

真壁「なんで眼鏡のほうが本体みたいになってんだよ!
   そんなこと言ってるけど、こちらの有くん、ものすごい背が高いんですよ。話すときなんて見上げちゃいますからね。」

有様「ええ、子供のころから高いところにある木の実を食べやすいように進化しましたし。
   今じゃ基本的にオゾン食って生きてますからね。」

真壁「嘘のスケールがでけえよ!しかもそんなキリンみたいな進化するわけないし!」

有様「まあ話を最初に戻すけど、君は昔何か夢とかあったの?」

真壁「僕は昔からプロ野球選手になるのが夢でしたよ。今でもその夢は諦めていませんね。」

有様「なれるって!お前だったら絶対プロ野球選手になれるよ!
   新聞に大きく『人類史上初!眼鏡によるマウンド着陸に成功!』って載るし、
   お前もお前で『眼鏡越しに見えた死球は青かった』ってコメントするし!」

真壁「意味わかんねえよ!そんなガガーリンみたいなコメントするわけねえだろ!」

有様「きっと1年目から年棒大幅アップだよ! 真壁 △3,100 眼鏡 △10,000 」

真壁「なんで眼鏡が1億円プレーヤーになっちゃってんだよ!
   じゃあ逆に聞くけど、お前には何か夢とかあったのかよ?」

有様「実は僕も真壁くんと同じでプロ野球選手になるのが夢だったんですよ、誠に遺憾ですが。」

真壁「何が遺憾なものか。素晴らしい夢じゃあないか。」

有様「それでドラフト会議当日、学校に記者を集めて会見を開くのが夢なんですよ。
   緊張しながらいよいよドラフト開始…、そして見事希望球団に入団!…誠に遺憾ですが。」

真壁「そこが遺憾じゃいかんだろ!」



有様「はい、真壁くんが軽くスベったので記者会見コントいきます。
   うわー、今日はついにドラフト会議か〜。緊張するな〜。」

真壁「たしかにスベったけどそういうのは言っちゃマズいだろ!
   …えーっと、記者会見コントね。じゃあ僕は記者やればいいわけね。はいはい。」

有様「ああ、皆さん押さないで押さないで。僕は全ての記者に対して平等ですから。
   角度を計算してケーキを切り分けるぐらい平等。ピンセットで分銅を運ぶぐらい平等。」

真壁「(意味わかんねえよ…)ええっと、有くん。志望球団は巨人ということですが、今の心境は?」

有様「はい、キリンだけに首を長くして待っています。」

真壁「キリンの話はもういいよ!忘れてたわ!
   ところでね、もし巨人以外の球団が指名してきたらどうするつもり?」

有様「ははは、僕はどの球団に指名されてもバッチリですよ b( ゜ー^) 」

真壁「おお!すげえわかりにくいけどそれはOKのサインだね!」

有様「いや、契約金次第ってことです。」

真壁「じゃあ手の向きが逆だろ!OKのサインじゃなくて金のサインだったのかよ!
   …あっ!いよいよドラフトがはじまりますよ!みなさんモニターに注目しましょう!」

『みのもんた:うん…うん…わかるよ奥さん。でもね、夫の気持ちは考えたことあるの?』

真壁「……………。」

有様「みのの説教も飽きたなあ…(パチッパチッ)笑っていいとももいいけど金曜はつまんないし…
   (パチッパチッ)おっ、NHKで囲碁やってるやん。ちょっと録画しとこ。」

真壁「勝手にモニターのチャンネル変えんじゃねえよコラ!
   お前のための記者会見なんだからチャンネルはドラフト会議にしとけ!」

『千葉ロッテマリーンズ第一巡目指名選手……ダルビッシュ有、投手、宮城東北高校。』

有様「ロッテて!あんな球団『球場のチアガールのスカートがめくれる確率が風の影響で若干高い』
   ってぐらいしか楽しみがないじゃん!やだやだ!あんな球団やだ!
   まあ他の球団が指名してクジで当てれば問題ないか、ヒャッヒャッヒャ(ダルビッシュ扇子を広げながら)」

真壁(もうこのキャラについていく自信が無いです)

『…以上で12球団の第一巡目選択を終わります。 それでは第二巡目に移ります。』

ガターン!(有様の座っていたパイプ椅子が折れて後ろにずっこける)

真壁「わかりやすいリアクションだな!雷様のコントか!」

有様「うわーん!千葉ロッテやだやだ!ガム噛んで死ぬだけの人生なんてやだ!
   このプロ野球の矛盾を世間に知らしめたい!矛盾ばかりのプロ野球に喝を入れたい!」

真壁「矛盾て!お前のその態度が一番矛盾してるよ!あと全国のロッテファンに謝れ!」

有様「訴えてやる、この矛盾を訴えてやる!『机の上にはマイクが5個しかないのに
   床にはなぜか数十本のコードがつながってる』矛盾を訴えてやる!」

真壁「そんな記者会見のあるあるネタみたいなのはどうでもいいよ!たしかに疑問だけど!」

有様「訴えてやる、この矛盾を訴えてやる!『PS版のパワプロのCOM対戦では、
   外野がバックホームをした瞬間に3塁に走れば100%セーフになる』矛盾を訴えてやる!」

真壁「そんなピンポイントな矛盾を指摘されても誰もわからないから言うな!
   …有くん、もう決まったことなんだから、ここは妥協してロッテに入ったらどう?」

有様「…わかりました。しかし1つだけお願いがあります。」

真壁「うん、僕に言われても困るんだけど、一応聞くよ。何だい?」

有様「渡辺俊介の下手投げは、投手としてではなく
   チアガールのスカートペローン要員として使っていただきたい。」

真壁「結局それは楽しみなのかよ!もうやめさせてもらう!」

 

スマッシュ・クラッシュ
オバクダン

松田:ちくしょう、また爆弾だと!!処理班を呼べ!!何?人手が足りないだと!!ふざけんな!!クソー!!どうしたら…。

浜本:ねえねえ、お兄さん。何があったの?何の騒ぎ?

松田:あ、ちょっとおばさん。危ないです、下がってください!!爆弾が仕掛けられてるんです!!

浜本:あらー。奇遇ねー。アタシ、爆弾処理の資格もってるのよー。

松田:ええ!?ホントですか?どっからみても主婦ですけど…。

浜本:まー、子供も手がかからなくなってー。空いた時間に近所の奥さんを誘って、爆弾処理のおけいこして、そのままランチみたいなー。うーん。

松田:なんで、習い事で爆弾処理にいっちゃったかなあ?今は助かるけど…。

浜本:ねえ聞いてよー。この前、斎藤さんとこの奥さん。自分のカバンと間違えて爆弾もって帰っちゃって、ドカーン!!アハハハハハ。もうあの人らしい最期だったわー。フフフ

松田:笑い事じゃないですって!!大変じゃないですか!!

浜本:吉岡さんとこの奥さんは、カップラーメンに間違って爆弾のっけてお湯をかけちゃって

松田:バ、バカ!!かやく違いだよ!!

浜本:あたしも、吉岡さんに進められてしぶしぶ食べてみたら意外とおいしくて。

松田:アンタも食うな!!なんで爆弾がいわゆるマヨネーズのポジションなんだよ!!

浜本:あ、そうそう聞いてよ。インストラクターの人が男前でさー。アタシの恋の導火線にも火がついちゃったみたいなー。

松田:そのインストラクターが必死に導火線の火を消そうとしてるのが、目に見えるよ!!もう雑談はいいんで、処理をお願いしますよ!!

浜本:はいはい、わかりました。……やだー。時限爆弾じゃない…。アタシ、機械オンチだから苦手なのよねー。

松田:ちょっと、何言ってるんですか!!今時の爆弾は大抵機械仕掛けでしょうが!!

浜本:あたし、黒くて丸い爆弾専門だから。

松田:そんな爆弾、ボンバーマンの中にしかないよ!!

浜本:縦と横にしか爆風が広がらない奴専門だから。

松田:完全ボンバーマンじゃないですか!!

浜本:グローブをはめて、2,3歩先へポイ!ってやる処理が得意で。

松田:そういうのあんまり爆弾処理って言わないって!!もうボンバーマンから離れてくださいよ!

浜本:あ、そうだわ。うちのお父さんは機械に強いから、呼んでくるわ。家でゴロゴロしてるだけだし。

松田:お父さんは爆弾処理の資格ないでしょ!

浜本:あ!

松田:あ!じゃないですよ!

浜本:保険金かけとかなきゃ。

松田:何考えてるんですか!!夜9時からの2時間サスペンスはかかさないってか!?

浜本:ああ、ようやく仕組みがわかったわ。うちのビデオと一緒よ。

松田:ビデオと一緒て、どんだけユーザーを意識した爆弾なんだよ!!

浜本:こうやったら、予約できるみたいよ。ピッ。

松田:予約すなー!!

浜本:あ!30分後に予約したつもりが、30秒後にセットしちゃったわ!あたしこんなんだから、いっつもお父さんに怒られて。

松田:ちょっと、爆発まで全然時間ないじゃないですか!!このままじゃ二人とも木っ端微塵、ぐちゃぐちゃですよ!!

浜本:あ、今日の晩御飯、ハンバーグがいいわね。

松田:なんで、こんなときに夕食のメニューを考えてるんですか!!しかもヒントが僕達の末路て!!

浜本:あ、ここにたまねぎ置いといたら、みじん切りや、炒める手間も省けるわね。

松田:今、そんな主婦の知恵を発揮しなくていいですって!!それに、もう爆弾を処理する気ゼロじゃないですか!逃げても間に合わないし!

浜本:あ、あらかじめアロエ塗っとこうかしら?

松田:アロエ常備かよ!!火傷に効くけど、爆弾の前じゃ無力だよ!!

浜本:(ぶぅー!)やだー。オナラしちゃった。

松田:なんで、爆発の威力を増させるようなことするかなあ!?緊張感なさ過ぎですよ!!とりあえず、ちょっとでも逃げましょう。さあ、早く。

浜本:やだー。男の人に手を引かれて逃げるなんて、映画のヒロインみたいだわー。(ぶぅー!)

(ドッカーーーーーン!!)

松田:うわああ!!………。た、助かった…大丈夫ですか?奥さん。

浜本:………ええ。(ポッ)

松田:まずい、まさか…。

浜本:恋の導火線に火がついちゃったわあ。

松田:すみません!!恋の爆弾処理班はいませんかあ!!

 

油取り紙’s
普通の漫才!

橋本:はいど〜も〜!橋本と!

古川:古川で!

2人:油取り紙's!参上!

橋本:ということで早速私事ですがね、もっとお金が欲しいなと思いまして。

古川:だったら「モバイル.com」が一番!

橋本:確かに携帯で簡単だし、空いてるバイト先がすぐ分かるしね。

古川:俺もそれでいいバイト先見つけたんだ。

橋本:へぇ〜、どんなの?

古川:「今日はあの大統領か……1発で仕留めなければな…」

橋本:殺し屋!?そんなバイト先紹介される訳ないだろ!

古川:いいバイトだぜ?時給100万だぞ?

橋本:……まあ時給に換算しても膨大な金額だってことは予想してたけどな。

古川:あとこんなバイトも見つけたんだ。
   「え〜〜っ!…………すごぉ〜い!…………まっ!安ぅ〜い!」

橋本:テレビショッピングの客!?あれってバイト感覚でやっちゃまずくないか?

古川:大丈夫!志垣太郎さんも絶賛してるから。

橋本:確かにテレビショッキングっていえば志垣さんだけど…。

古川:これでお前も億万長者だ!!

橋本:んなわけねぇ!ってお前も重々分かるだろ。こんくらい。

古川:それにバイトは面倒くさいしね。やっぱ男はギャンブルよ!

橋本:う〜ん、でも俺運悪いし…。

古川:しかも顔悪いし、性格悪いし、手相わr…

橋本:どんだけ言うの!?俺けなされっぱなし!しかもよ、ネットで顔とか分かんねぇだろ?

古川:顔はフット・岩尾と大木凡人を足して2で割ったら近いんじゃないかな。

橋本:めっちゃブサイクじゃねぇか!+して÷してもいい結果は望めねぇってすぐ分かるもん!

古川:とにかくお前もギャンブルやってみろって。ギャンブルなんて楽しめばいいんだから。

橋本:ハズしまくっても怒んないって約束できるか?

古川:バカ野郎!俺が約束破ったことあるか?

橋本:う〜ん…………………でも約束したし、ちょっとはやってもいいかな。

古川:そうだよ!だって当たりまくったらお金出まくりだし、もしハズれまくっても冷たい視線浴びまくりだもんな!

橋本:誰がやるか!!一瞬やってもいいかなって思った俺がバカだった!

古川:全くピーピーうるさいな〜!じゃあ何して金稼ぎたいんだよ!

橋本:逆ギレすんなって…。1番手軽な方法は『逆玉』にのることでしょ。

古川:ぎゃ、逆玉?何それ?

橋本:玉の輿の逆で、男が金持ちの女と結婚することだよ。そんなのも知らねぇのかよバカ。

古川:(ブチッ!カチーン!ボキッ!)

橋本:キレて最後どっか折ったな。

古川:お前そんな言い方しなくたっていいだろ!大体お前は人が傷つくことを平気で言いすぎなんだよ。

橋本:え?そうか?あんま自覚してないけどな〜…

古川:現に今だってひどいこと言って、骨まで折る大惨事だっただろが!

橋本:骨はお前が勝手に折ったんだよ!そこまで人のせいにすんな!

古川:うるせぇ!あ〜もういい!!こんな奴と漫才すんの嫌だ!

橋本:な、何だと?

古川:俺は今日から別の相方と組む!じゃあな!

橋本:ちょ、おい待てって!お〜い!!………………………はい終了。これでバーチャル漫才体験は以上です。

古川:ふぅ〜。先生、改めて僕は将来お笑いでやっていけると確信しました!

橋本:ポジティブですねぇ…。

 

夏だ一番!吉原祭り!
駅員

木岐 鉄道ファンってとんでもないね。

司馬 いきなり暴言ですかあんた。その人も見てるかもしれんのにちょっと。

木岐 昔ニュースでね、駅員のコスプレをした男女がキセルで捕まるという。

司馬 あったあった。でもまあそんなやつらばかりじゃないでしょう。

木岐 えー…そんなのばっかですよあいつら。

司馬 フォローしてんだろうが!あんたがむやみに毒吐くから俺尻拭いだよ。

木岐 でもまあキップとかもコレクションしてる人もいるだろうしね。

司馬 そうでしょ、だからきちんとキップを買って乗ってますよ。

木岐 まあ僕らの手の中にはもう幸せ行きのキップは、あるからねっ!

司馬 なんだそりゃ!

木岐 乗り遅れてキップの期限はもう過ぎてるけどねっ!

司馬 ダメじゃん!テンション上げてそんな言われてもキャラがわかんねえし。

木岐 実はね、そんな僕も電車ファンなんですよ。

司馬 アンタさっきこき下ろしたばっかだろうが!

木岐 みどりの窓口とかあんなのやりたいんだよ!

司馬 勝手にやれよ!俺を置いて就職しろよJRに!

木岐 あーJR東日本だとか、JR西日暮里とか。

司馬 狭いよJR西日暮里!東日本に入っちゃってるしもう。なんだそのバチカン感覚。

木岐 まあリヒテンシュタイン感覚じゃなくても、みどりの窓口できっぷ売ってみたいんですよ。


司馬 すいませーん(コンコン)何でシャッター閉まってるんだろ。

木岐 (ガラガラ)あっすみません、スープきれちゃったもんで。

司馬 行列のできるラーメン屋か!

木岐 明日は店長の都合で休みですし。

司馬 みどりの窓口にきまぐれな店長いない!

木岐 明後日は店長がダシになるんで。

司馬 スープ鍋に入る店長もいない!ドリフかお前。

木岐 …

司馬 のれんを下ろすな!みどりの窓口にのれんなんかあるかそんなもん。

木岐 いらっしゃいませ。

司馬 東京行きの乗車券と新幹線の自由席一枚。

木岐 自由席は禁煙席とアリーナ席とありますが。

司馬 コンサートやんのかよ!あの狭い自由席車両のどこで誰が歌うんだよ!

木岐 それじゃあアリーナ席でよろしいですか?

司馬 禁煙席!寝られないだろアリーナだとさ。

木岐 禁煙席では喫煙すると売店のおばちゃんから非常に的を射た中傷をされますので。

司馬 腹立つなー。的を射てるから否定できないし畜生…

木岐 えーとじゃあこちらが東京行きの乗車券と、こちらが自由席のキップ。

司馬 はい。

木岐 で、こちらが人生からのさよならキップ。

司馬 こえーよ!頼んでないですってこんなの。

木岐 セオリー通り片道ですんで。

司馬 だから使わないって!そんな人生に絶望した顔してますか俺。

木岐 あ、お客様には幸せ行きのキップは発行できませんので。

司馬 やかましいわ!

木岐 薄幸ゆえに発行できません。

司馬 ダジャレかよ!幸薄いなんて決めつけんな!

木岐 よい旅を。

司馬 (プシュー)あー間に合った。もうあの駅員のせいで疲れたから寝よ…ん?

木岐 アリーナ席のお客様お待たせしました!只今から駅員・売店のおばちゃんオンステージがはじまります!

司馬 隣の車両から丸聞こえだよ!寝かしてくれ!

 

ラフアンドビーズ
漫才 怖い話

石田:まぁ夏ですね。
杉谷:夏っていったら怖い話でしょ。
石田:そうそう背筋が凍るような怖い話ね。
杉谷:背筋が凍るっていっても釘は打てません。
石田:分かっているよ。バナナみたいに言うな。
杉谷:そうだ。僕が皆さんに怖い話を送りましょう。
石田:お〜聞かせて。
杉谷:あるとこにピーコとおすぎがいました。
石田:あるとこっていうか日本だね。
杉谷:2人はかねてから子供が欲しかったんです。
石田:オカマの遺伝子を後世に残したいのかよ。
杉谷:けれど彼らは・・あっ彼女たちは子供が出来ない体でした。
石田:別にピーコとおすぎに気を使う必要ないよ。
杉谷:そんな彼女達にある日コウノトリが赤ん坊を連れてきました。
石田:恐怖の始まりだ!コウノトリっていうかフコウノトリだね。
杉谷:彼女達はその赤ん坊におすこと名付けました。
石田:そのまんまじゃねぇかよ!
杉谷:漢字で書くと雄子です。
石田:どっちかわかんない。最後に子が付いてるから女より?
杉谷:ちなみに雄子は、体は男、頭脳は女
石田:なんで名探偵コナン調だよ。
杉谷:永童貞雄子!
石田:確かに雄子は一生童貞だろうだけど、雄子の気持ちを考えよう。
杉谷:童貞杉谷!
石田:ここでそんな告白やめてくれる。
杉谷:アピールしていこうかなと思って
石田:無駄だと思うよ。大体男しか見てないから。怖い話続けてください。
杉谷:雄子はオカマは進化した存在だから社会から差別されていると教わりました。
石田:おすぎとピーコは進化した人類?
杉谷:そんな社会の差別から逃れながら雄子は小学生になりました。
石田:集団生活は厳しいかもね。
杉谷:雄子にとって学校での生活は我慢の連続でした。
石田:いじめられたんだろうね。
杉谷:プール、トイレ、誘惑の連続です。
石田:そっちの我慢かよ!
杉谷:毎日ムラムラしていました。
石田:いくら頭脳は女だって小学生でムラムラするのは早すぎるだろ!
杉谷:そこが進化したところなの。
石田:もっと違うところ進化しろよ。
杉谷:しかし先生や他の生徒は耐えられなくなり、良心の呵責から雄子をいじめました。
石田:なんで良心の呵責だよ。雄子は悪なの?
杉谷:雄子の中ではムカムカがムラムラに変わり始め
石田:雄子すごい上の段階にいっちゃったよ。
杉谷:雄子はムラムラから自分の村に帰りました。おしまい
石田:結末の意味が分からない。このネタの前半から思っていたんだけど全然怖い話じゃねえよ!
杉谷:だって背筋が凍るような話でしょ
石田:そうだよ。
杉谷:最後背筋が凍るような寒いダジャレで終わったじゃない。
石田:そっちかよ!

 

牛肉のオイスターソース炒め
待ち合わせ

女:「あーもう、30分も遅れちゃったわよ・・・・・
   きっと待ってるわね・・・・」

男:「あいつ遅いなぁ・・・・
   あっ、来た来た」

女:「ごめんごめん、お待たせ。
   あれっ、何舐めてるの?飴?」

男:「いや、これ歯なんだけどさ」

女:「・・・・乳歯か永久歯によって反応は大きく変わるわよ?」

男:「いや、多分永久歯だと思うんだ」

女:「それは生え変わりより問題ね。何があったの?」

男:「いや、不良に絡まれちゃったんだよ」

女:「25で?いい年して?」

男:「そうなんだよ。もみあげばっさり切ってる不良に絡まれてさ」

女:「なんで80年代のテクノカットなのよ、そいつらは」

男:「でさ、結局18万円持ってかれてさあ」

女:「そんなに持ってかれたの!?本当にだらしないわね・・・・
   ていうか、何でそんなにお金持ってた訳?」

男:「そうなんだよ。
   だからさ。その・・・・・・」

女:「その・・・?」

男:「お前にプロポーズしようと思って買おうとしてた婚約指輪、買えなかった。ごめんな。」

女:「別にいいわよ。どうせプロポーズされても受けないしさ」

男:「あちゃー
   すんなり断られちゃったよ・・・・
   ナビスコカップでの鹿島アントラーズくらいすんなりだよ・・・・」

女:「当たり前じゃない!25にもなって不良に金取られるような男と結婚なんて出来ないわよ!
   大体あんた人が優しすぎるのよ!」

男:「・・・・・そんなこと言われたってゥゥ」

女:「男なのになよなよしすぎなのよ。
   もっと男ならずっしりと生きていきなさいよ!」

男:「・・・・・・そんな・・・・・・」

女:「もう、アンタみたいな男見てるとイライラする!
   もういいよ!次は絶対あんたみたいな彼氏作らない!」

男:「・・・・・・・・」

女:「2シーターのオープンカーに乗って、
   タバコくわえながらすましてるような
   そんな男と付き合うんだから!」

男:「・・・・・さっきから・・・・」

女:「何よ!小さい声で言わないでよ!もっと大きな声で言いなよ!」

男:「さっきから黙って聞いてたらいい気になりやがって!
   てめえふざけんじゃねえよ!オラ!ああん!?グダグダ言ってっとぶん殴るぞ!」

女:「・・・・急にどうしたのよ!」

男:「なにがタバコくわえながらすましてるような男だよ!
   毎晩俺のモノをくわえてるのは誰だよ!」

女:「そんなこと駅前のど真ん中で叫ばないでよ!」

男:「おめえが思ってるほどヤワな男じゃねえんだよ!
   俺はカップ麺作る時にきっちり2分半測るほど素直じゃねえんだよ!」

女:「30秒足りてないからそれでいいのよ!」

男:「初球は絶対内角ストレートから投げるって決めてるんだからな!」

女:「それは度胸いるけど!」

男:「袋とじなんて念力で開けてやらあ!」

女:「それはちょっと違うわよ!」

男:「街中で『3分間あなたのことを祈らせてください』って言われてもなぁ!
   そこでぶち切れしてやるよ!絵踏みまくってやるよ!」

女:「やめてよ!関係ない普通の外人とかまで敵に回しちゃうわよ!」

男:「タオルなんて買いやしねえ!
   全部もらい物だ!」

女:「ちょっとケチくさいだけじゃない!
   もういいわよ!やっぱりもう別れる!」

男:「待てよ!!」

女:「何よ!もういいわよ!」

男:「最後に俺の男らしさ見とけ!」

女:「もういいわよ!ってえ・・・・?
   これ・・・・指輪じゃない・・・・
   お金盗まれたんじゃなかったの・・・?」

男:「何言ってんだよ!
   男らしくパクってきたんだよ!」

女:「中学生みたいな男はもっと嫌だから!」