民「王様バンザーイ!王様バンザーイ!」
王様「はっはっはっ。どーもどーも。」
王様は自分の部屋に帰る。
王様「うわーん!もういやだぁー!」
家来「いきなりですか。なにがそんなにいやなんですか。」
王様「みんな『王様バンザーイ』言うてるやんかー」
家来「言ってますね。」
王様「絶対バンザイって言ってないよあいつら」
家来「言ってますよ。人間不信ですかアンタ。」
王様「だって僕バンザイされるほどの功績ないよ」
家来「ずいぶん謙遜しますねぇ。大体バンザイって言ってないって言うならなんて言ってるんですか?」
王様「たとえば・・・王様犯罪とか。」
家来「犯罪ですか。」
王様「うわーん!なんであいつら僕がプロのハッカーだって知ってるんだよー!」
家来「うそだ。貴様なんかにそんな技術があるはずない。」
王様「もしくは、王様死んじゃえ」
家来「あー、民は堂々とすごいこと言ってたんですねぇ。ボク感心。」
王様「私は富、名声に優れ、」
家来「何書いてるんですか?」
王様「遺書」
家来「大丈夫ですよ!民は死ねとか言ってないですよ!」
王様「ところで、執事よ」
家来「家来です。セバスチャンです。」
王様「執事みたいな名前だな!」
家来「いいじゃないですかそんなこと。ていうかいつもすぐそばにいるのに今ま
で気づかなかったんですか。」
王様「私は富、名声に優れ、」
家来「そうですよね!家来の名前なんか知らなくてもいいですよね!ハハハ!」
王様「それはそうと最近は王様漫才って聞こえるのよ。」
家来「漫才ですか。」
王様「はいどうも〜!王様です!」
家来「家来です!」
2人「K&Jで〜す!」
王様「いやいや、最近暑いでんなぁ〜。」
家来「そうでんなぁ〜。」
王様「暑い言うたらカキ氷」
家来「そうそうあのカキ氷の冷っこさが頭にキーンと!」
王様「の風呂に入りたいねぇ。大浴場。」
家来「風呂かい!どんだけ氷使うと思ってんねん!そんな金お城にはあらへんがな!」
王様「そこは民からこってり搾り出したらええねん。」
家来「こんの非道!王様の片隅にも置けんわ!」
王様「夏言うたら祭りもありますな。」
家来「そうそう、屋台もいっぱいあるがな。」
王様「水あめ、綿菓子、じゃがバター、焼きとうもろこし」
家来「あー食いたいわー」
王様「の風呂に入りたいねぇ。」
家来「また風呂かい!ていうか入りたくないわ!体ギトギトや!金無いし!」
王様「そこは民からたっぷりと」
家来「またかい!もうアンタには仕えてられんわ!やめさせてもらうわ!」
2人「どうもありがとうございましたー」
家来「じゃあほんとに辞めさせてもらうので。」
王様「えっ」
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