「西高東低」
「なんかいろいろ」

西 「どうも。西高東低です。」
東 「『西高東低』の『東』って『ひがし』じゃないですか。けど、僕、『あずま』なんですよ!」 
西 「愚痴を言うな!良いじゃないかよ!もう。愚痴言わないで漫才しましょう。」
東 「今日は大会だからいつもと違う漫才をしましょうよ。」
西 「違う漫才とはどういうこと?」
東 「今日は何もしゃべりません。」
西 「無言漫才!?バカ!漫才じゃねーよ。お客さんはどうするんだよ。」
東 「訳わかんなくて帰る。」
西 「だめじゃねーかよ!」
東 「だったら、最近の国際情勢についての漫才は?」
西 「話題が重いよ!もっとフランクに!」
東 「3丁目の田中さんの息子、九九が言えるようになったんだって。」
西 「そんな話題でどうやって話を展開してくんだよ!訳わかんないよ!」
東 「けど、もっと訳がわからないのは最近の女ね。」
西 「話題が変わりすぎてるよ!まあ、訳がわからないとはどういうこと?」
東 「最近の女は日焼け止めクリームを塗りすぎ!」
西 「あー。わかりますよ。僕も彼女とのデートで映画見に行くんですよ。けど、隣りから日焼け止めクリームのにおいがきついんですよ。薄く塗れば良いのになぜにそこまで厚く塗る?!」
東 「まだまだだな。俺の彼女はもっとすごいよ。」
西 「どういうこと?」
東 「自分の家の浴槽に日焼け止めクリームをいれて入浴。」
西 「スケールがでかすぎるよ!というかどんだけ日焼けしたくないんだよ!お前の彼女」
東 「あー、なんだかベトベト。」
西 「当たり前だろ!」
東 「うわ、足がつかない!アップアップ。」
西 「どんだけ深いんだよ!彼女の家の浴槽!溺れないだろ!」
東 「まあ、そんな女たちも、子供の時がすごくよかったでしょうね。」
西 「そうでしょうね。僕達が子供の時は鬼ごっことかよくやりましたよね。」
東 「確かにね。久々にやりましょう。」

東 「鬼ごっこするものこの指とまる?」
西 「そこで聞くなよ!」
東 「鬼を決めよう!ジャンケンでな!ジャンケンポォォォーーーーーーーン!!!」
西 「ジャンケンにどんだけ気合い入れてんだよ!お前が鬼な!」
東 「10数えたら追うからな!1、2、3、4、5、6、8、9、10!」
西 「ちゃっかり7を抜かしているし。もう。♪鬼さん、鬼さん、ここまでおいで!」
東 「♪追いついた!」
西 「なんでだよ!もう、めちゃくちゃじゃねーかよ!」
東 「だから子供時代がめちゃくちゃだから今の俺の人生、めちゃくちゃなの。」
西 「もういいよ。」
東 「ありがとうございました。」