スカトロポリス
100円SHOP〜パイソー〜

山森「お、TVショッピングやってるじゃん。ちょっと見てみるか」
司会「今日も始まりました。TVショッピング。この番組は「筋肉で音楽を奏でたい」というコンセプトを元にお送りしております」
山森「それマッスルミュージカルのコンセプトだろ!いきなりパクってるよ!…大丈夫かこの番組」
司会「まず最初の商品は私の尻に敷いてあるこのSONYの薄型テレビの紹介です」
山森「おいおい…上に座るなよ!」
司会「では、この商品の説明をしてもらいましょう。今回はTAMIYAのミニ四ファイターさんにお越し頂きました」
ファ「レーサー諸君!ファイターだよ!」
山森「コイツ絶対関係無いだろ!会社も違うよ!」
司会「では早速、商品の説明をお願いします」
ファ「はい。早速ですがこのテレビを見て何か変わってる所が分かりますか?」
司会「…このでっぱりですか?」
ファ「そうです!それを回すと(ガチッ、ガチッ)なんとチャンネルが…」
山森「…それ旧式のヤツだろ!」
司会「でもこれだけ凄いテレビだとお値段も高いんじゃないですか?」
ファ「大丈夫です。お値段の方、ご考慮させて頂きました。赤字覚悟の…600円で」
山森「安すぎるだろ!ミニ四駆1台と同じ値段かよ!」
司会「さぁ今すぐお電話を!電話番号は090-521…」
山森「ケータイ!?」
司会「ミニ四ファイターさん。最後に一言お願いします」
ファ「レーサー諸君!ファイタースペシャルとかミニ四駆あるけど俺作ってないからな!あんまり詳しく無いので会場での質問はやめてくれ!俺はテンション高いだけのバイトだぞ!」
山森「そんな事今言うなよ!夢を壊すな!」
司会「五十嵐さん有難う御座いました〜」
山森「さらっと本名言っちゃったよ!」
司会「続きましての(バタン)商品は(バタン)この(バタン)スキャナーを紹介します」
山森「扉をバタバタすんなよ!落ち着け!」
司会「はい。まずこのスキャナーにタマゴ、ハムを食パンでサンドしていれます」
山森「いやそれホットサンド作る機械じゃねぇよ!使い方間違ってるよ!」
(カンペ:パソコンに画像を取り込む機械)
司会「…はい冗談ですよ。では、早速このスキャナーを使ってメル友に送る画像を作ってみたいと思います」
山森「冗談か…。それにしてもメル友て。…ん?」
司会「(ガコッ、ガコガコッ)…痛っ」
山森「いや、顔を直接スキャンすんな!やっぱり使い方しらねぇのかよ!」
司会「(ウィーン…バタン)はい、完了。ちょっと首が痛みますが大丈夫です」
山森「いや、商品のフォローしなくて良いよ!…てか窓に張り付いた顔みたいになってるじゃねぇか!」
司会「このスキャナ、お値段の方は考慮させて頂きましたが次の商品に参りましょう」
山森「何でだよ!値段言えよ!」
司会「時間が押してますので急いで進めていきます。さて、続きましては…夏になると、亀頭の裏側に出来たブツブツが彼女にフェラしてもらう時バレることがよくありますよね」
山森「いや、無いよ!というかそんな事テレビで言って良いのか!?」
司会「そこでこの商品、カメアタマX」
山森「最悪のネーミングだな!」
司会「では、この商品の説明をしてもらいましょう。TAMIYAのミニ四ファイターさんです!」
山森「またかよ!」
(ズンズンズン!ズンズンズン!Buddy you're a boy make a big noise Playin the street gonna be a big man someday…プシュー!)
ファ「レーサー諸君!ファイターだよ!」
山森「時間押してるのに登場シーンにこだわるなよ!しかも登場二回目だろ!」
ファ「それではまた来週!」
山森「無理矢理番組終わらせちゃったよ!てかこいつが終わらせていいのかよ!…ったくなんつー番組だ」
(ピロピロピロ…ピロピロピロ…)
山森「…メールだ。メル友のタカコちゃんからだ。なになに…?『顔の画像送ります』…おお!どれどれ」
(ポチッ)
山森「…この窓に張り付いたような顔!さっきの!…嘘だろーっ!?」